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英語の音声について

● 最大の目標は聴衆(学生)に話を理解してもらうこと。そのためにはどうすれば聞き取りやすいか、どうすれば聴衆の共感を得られるかをつねに考えてしゃべる。
● 話の内容も大事だが、相手に与える印象も大切。理想は、リラックスしていて余裕があり、自信にあふれ、誠実で心がこもった印象を与えること。実際はそうじゃなくても、そう見せかけるのがコツ。大学教員の講義や政治家の演説や芸能人のインタビューを見て、どういう話し方が人に好感を与えるか研究してみるのもよい。

英語について

● 発音 
発音のむずかしい単語はあらかじめ辞書で調べて練習しておく。
よけいな母音を入れない(カタカナ英語にならない)ように注意。
RとL、SとShの違いにも注意。

● ストレス(強調) 
単語だけでなく、文のストレスにも注意。原稿にストレス記号を書き込んで練習するといい。

● リズムとイントネーション 
英語には必ず強弱のリズムがある。単調な棒読みになっていないか注意。
文の切れ目では語尾を上げ、ピリオドではゆっくりと下げる。

● 間を取る 
棒読みの印象を与える最大の原因は間を置かないせいである。
間の長さは、段落の切れ目>ピリオド>カンマ>息継ぎ、の順で。
特に段落の切れ目やピリオドでは一呼吸置くことで、聴衆は話が変わることがわかる。
また、重要なことを言う前には少し長めの間を置くと、聴衆の注目を集められる。息継ぎは必ず句や文節の切れ目で。
これも原稿に息継ぎの印を書き入れておくといい。
× 間を置かない棒読み → 聴いている者は眠くなるし、だんだん何を言ってるのかわからなくなってくる。
× 変なところで間を置く → 聴衆はそこで文が途切れたと勘違いし、何を言っているのかわからなくなる。

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