トピックを選ぶ |
テーマ : 世界の中の日本 世界から見た日本、海外における日本、外国と日本の比較など、具体的な内容は自由ですが、世界(欧米でなくてもどこの国でも可。1か国でも広い範囲でも可)と日本の、文化や歴史・社会の比較や相違、現状などがメインテーマになっていることが条件です。 しかし、いったい何について書けばいいのか迷う人もいるでしょう。そこで、たとえばこんな感じという発想のヒントを書いておきます。 もちろん、ここに挙げたのは、私がたまたま思いついたほんの一例です。皆さんのもっと自由で豊かな発想に期待します。 |
社会的・時事的トピック |
法学部の学生ですから、まず思いつくのは司法関係のトピックだと思います。たとえば、
その他、情況に応じて時事問題をトピックにすることができます。たとえば、今の日本で社会問題になっていること、
もっと身近なところでトピックを探すこともできます。すぐに見てわかる違いといえば、公衆道徳やマナーなどがあります。たとえば、
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文化的・趣味的トピック |
もっと個人的な趣味の話をトピックにすることができます。実際に学生がよく選ぶトピックにスポーツがありますが、高校時代の部活の話だけというわけにはいきません。もっと視野を広く、高いところからの考察が必要です。たとえば人気スポーツについてならば、
もちろんマンガやアニメなど、海外でも人気の日本の大衆文化を取り上げることもできます。
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トピックを選ぶにあたっての注意 |
最初に言えるのは、社会的トピックの方が書きやすいということです。 大学のレポートは個人のブログや日記ではなく、、内容にもある種の公共性が要求されます。またこの授業では、他の学生の前で発表もしてもらいます。 その点、社会的トピックはすでに全員がある程度の共通認識を持ち、公共性を持っているので、みんなに理解してもらいやすいわけです。 また内容の公共性が高いと「意識が高い」という印象を与え、教員の採点も高くなる可能性があります。(あくまで可能性です。いくらトピックが立派でも、中味が伴わなければ、逆に悪印象を与えます) 逆に文化的トピックは、本人が好きで選ぶことが多いため、内容がマニアックになる傾向があるのですが、マニアックであればあるほど、公共性が減少します。 たとえば、南米と日本のサッカーの違いの話ならば、まだ多くの人が理解できるでしょうが、セルビアとクロアチアのサッカーの違いを持ち出されても、ついて来られる人は激減するでしょう。それでもサッカーならばまだいいですが、これがラクロスやペタンクの話になると、まずほとんどの人が理解できません。 そうなると、話者はひとりよがりのご託をとうとうと述べる「おたく」に見えてきてしまう恐れがあります。たとえ内容が深くても、これではあまりいい印象を与えません。 あくまで不特定多数に向かって語るつもりで書くことを忘れずに。 逆に聴衆(読み手)の傾向を予測して話を合わせるのも、戦略としてありえます。 たとえば、このレポートの場合、聴衆は教員を除けば全員学生ですから(あと教員も老けた学生のようなものですから)、語学やコミュニケーション、就職問題や教育問題など同世代の学生が興味を持ちそうなトピックを選ぶというのも、ひとつの手です。 |