Elonaについての覚書
公式互換でここまでできる! ヴァリアントmewmewの紹介
(elona_mewmew_20110402-235558版で検証。2019年9月1日更新)
(久々に始めてまたハマったので、いろいろ更新しました)
そんなにいろいろヴァリアントを試したわけじゃないけど、私はmewmewがいちばん好き。
理由は、
- 基本的に公式をちょっと便利にしたバグフィックス版なので、無理や違和感を覚えないこと。
- 公式1.22開発版とほぼ完全互換なのでいつでも公式に戻せるし、このセーブデータを他のヴァリアントで使えること。(作者は互換性はあまり当てにしないようにと書いてるけど、私は同じセーブデータで公式との行き来を8年間続けて、なんの問題も起きてないので信用して間違いないです)
- もともと宝探しゲームが好きなので、いちばんいいエンチャントが出る可能性のあるmewmewが好きなだけ。(だいたい固定アーティファクトが最強なのがローグライクのお約束ですが、ここでは固定を軽く越えるランダム・アーティファクトが出ます。ただしチートをしない限りチート級というほどではなく、それでも長く続けていればいるほどエンチャントの質は地道に上がり続けるのがいい)
- ずっとエヘカトル信仰で、運を上げ続けてきたから、運がものを言うシステムも気に入っている。
そのわりにmewmewをやってる人は少ないし、情報も少ないようなので、まとめてみました。
mewmewのヴァージョンについてのご注意
もう昔に更新が止まっているmewmewだけど、私がやっているのは最新版のひとつ前のelona_mewmew_20110402-235558版(2011年4月2日版)。最終版であるelona_mewmew_20110704-223017版(7月4日版)はいろいろバグっている上、修正が入っているのか、運の効果が薄いのでおすすめしません。
作者と連絡が付かないということで、もうここに上げちゃおうと思ったけど、なぜかできなかったので、ダウンロードはElona Variant Wikiのこちらのページからどうぞ。(ダウンロードリンクの上から2個目です。ただしもちろん自分で上げたのでないファイルに関しては私は責任は持ちませんので自己責任でどうぞ)
Wikiで?が付いているのは、zipの中にはexeファイルだけしか入ってなくて、しかもelona_mewmew().exeと名前の後ろに変なカッコが付いて、見るからに怪しい感じだからだと思いますが、これはリリース時に私が2ちゃんでダウンロードしたときからそうでした。たぶん作者としては暫定版のつもりでアップしたんではないかと。
カッコが気持ち悪いので、カッコは消しちゃってかまいません。それをElona(1.22開発版)のメインフォルダに放り込んで実行するだけです。よぶんなファイルは何もいりません。
ただ、Readmeファイルがないので、いったい何が更新されてるのかわからないのが問題。そもそも元のReadMeも文章がかなり読みづらいし。今回このページの更新を思い立ったのも、そこをはっきりさせようと思ったからです。
いちおうひとつ前のelona_mewmew_20110330-233632のReadMeはこれです。(Wikiにあるのは最新版のReadMeだけで、何度も言うけどこれはやってはいけない版だから見る必要ないです) 当然このあと何か付加されたり修正が入ってるはずなんだけどね。
でもバグは大丈夫なの?
4月2日版で作者が認めている唯一のバグは運勢の成長期についてのものですが、これはそもそも公式の方がバグっているだけ。
1.22開発版の固有のバグで、運の上昇するエンチャントのついた生もの装備を食べると、運が鍛えられるはずがゲームが強制終了します。mewmewではこれを修正して正しい効果が得られるようにしてありますが、その効果が残ったままで公式に移行すると落ちます。効果が切れてから移動するといいです。
ちなみに私が8年間やり続けていて気付いたこのバージョンのバグ(と言えるのかどうか)はひとつだけで、ショウルームの「LVカンスト生きている武器牧場」(これ自体チート・ショウルームなんで何が起きても不思議じゃないんだけど)に最初に入ったとき落ちる、というもの。なぜかmewmewを立ち上げて最初に入ったときだけなので、その時だけ公式に戻して、入って出てからセーブすれば、あとはmewmewで何度出入りしても大丈夫です。
mewmewの主な特徴
- 公式1.22と完全互換性あり。つまりここから他ヴァリアントへの移行もOK。(ヴァリアントによっては戻るのは不可)
- 運がすべてを支配するヴァリアント。もちろん信仰はエヘカトル一択で。
- AF合成は形だけ実装されているが、ほとんど役に立たない。 むしろそれよりいいのが自然生成で出るから必要ない。
- マテリアルはほとんど出ない。これも公式では当面はほとんど必要ないので平気。
- 生きた盾、エタフォ盾。(自分は二刀流なんで生きた盾は成長のさせ方がわからない。バッシュで倒すのか?)
- セーブ・ロード機能はやや中途半端。任意の時点でセーブができるが、ロードはいったんゲームを閉じなくてはならない。
- 生きている武器の大規模な仕様変更。 (後述)
mewmewの超便利機能
(私があって良かった!と思う機能)
- 帰還の魔法で行ったことのある町すべてに飛べる。(ただし荷車超過状態での帰還は封じられたので、帰還貿易には使えない。もちろん帰還の時だけ公式に戻せば‥‥)
- ペットに食物をまとめて持たせておくと、腹が減ったとき勝手に1個ずつ食べる。 生物素材や旅糧は食べない。逆に食べ物なら腐ってても呪われてても食べる。
- 乗馬中のペットは拾い食いをしない。
- こちらのレベルがモンスターよりずっと高いと、まったく、あるいはほとんど削らなくても、いきなりサンドバッグに吊せる。同様にモンスターボールのレベルが捕獲したいモンスターよりずっと高いと、まったく、あるいはほとんど削らなくても、いきなりモンスターボールに入れられる。(マジ便利。普通はなまじレベルが上がると、敵がすぐに死んでしまって苦労するから)
- ブレスが魔法制御で防げる。
- 自動鑑定が装備品以外にも利く。(最初のうちはともかく、長くやってるといちいち鑑定するのって単に面倒なだけだもんね)
- 生きている武器のエンチャは、名前の巻物なしで何度でもリロールできる。すなわち、なんでも好きなエンチャが15個付けられる。 (吸血は普通に付くので名前巻が最低1枚は必要)
- NPCの名前、顔グラ、口調、信仰する神などが自由に替えられる。顔見るだけでうざい自宅店主もこれでバッチリ。
- 複数の同一アーティファクトが変化するのは2個目を拾ったとき。最初に拾ったものや、すでに持っているものは変化しない。公式と逆なので要注意!(でも公式の仕様は明らかに変。こっちのほうが間違いが少ない)
- 誰も使わないであろう自己変容の魔法書は「幸運の書」と名前が変わり、運勢ブースト魔法に変更。(公式や他のヴァリアントに移動すると名前と効果が元に戻るが、mewmewに戻れば元通り)
- ペットに楽器を持たせておくと、プレイヤーが演奏を開始したときにペットもいっしょに演奏する。みんなでいっしょに合奏が楽しいし、かわいいし、何よりちゃんと自分で訓練費用を稼ぐのがえらい。
- ペットの訓練費用が格安に。さらにログに訓練内容を表示。公式では潜在が400%になっても訓練していたが、満杯になったスキルは訓練しないように。さらに低確率で速度も鍛える。(速度はメッセージには出ない)
- 新しく生成される冒険者とメイドの見た目が他で使われるキャラチップと被らないように。冒険者やメイドの容姿にバラエティがあるのがいい。特に私はどうしてもメイド(執事)のルックスにこだわりがあって、このキャラチップが使いたいので。 メイド以外のグラフィックは公式と同じだが、名前はランダムに変わる。
- 公式では存在するが実装されていない一部アイテムを出現するように。 つまり「ブルーカプセルドラッグ」が入手できるので、最強の乗馬用ペット『カネダのバイク』がペットにできる。
mewmewのその他の効果
上に書いたもの以外。くどいですが、4月2日版のことです。他にもたくさんありますが、ReadMeの日本語がうみみゃすぎて、意味がわからないor確認できないものは除外してあります。他にも細かいバグ修正は省略。
- マニ関連強化。(マニ信仰はしたことがないのでよく覚えていないが、アンドロイドのAIを改善して使えるようにしたり)
- 公式のカジノ表示バグの修正。ただし元からバグっていた(多すぎた)エーテル抗体の入手率も正常化。つまり入手率が減ったということだが、その代わり、賭けた枚数に比例して入手率が上がった。100%越えで複数入手も可能に。
- ガードの怪しまれ仕様変更。同じガードに半年〜一年以内(ランダム)に渡すと怪しまれる。
- 荷車重量オーバーでの帰還交易禁止。ただし入荷日数と売値は旧仕様に戻した。
- オートターンスキップで釣りエフェクトをカット。
- ポートレイト拡張。仲間の顔グラはuserフォルダ内の差し替え画像を優先。face101〜face131という名前にしてuser\graphicに入れればOK。
- NPCの信仰をよりランダムに。一部NPCの信仰を固定。
- 銃器スキルを初期習得に。持ってない場合PC以外はレベルアップで覚える。
- 戦士ギルド加入時、武器の売値低下を軽減。
- 癒し手の耐性復活処理を改善。
- 聴診器を使用すると右下にペットのHP表示。
- 料理時、できたものが自動スタック。
- 仲間同士の押しのけを無効に。ペットは他のNPCは押しのける。
- 鍵がなかなか開かずに何度も挑戦していると、難易度が異常に上がる公式のバグを修正。
- 公式では付かない乗馬と窃盗のエンチャが付く。
- 公式では一度見たら二度と出現しない堕天使『イスカ』等のユニークが、すでに出ていても援軍では何度でも呼べるように。
- ペットは価値10以下の鉱石(つまりクズ石)は拾わない。(どうせ売っても安いし、信仰上げに使えるので助かる)
- 高名声時の税金値下げ。
- レベルによる報酬減額を緩やかに。
- リトルシスター必要救出数を上限10人に。
- リトルシスター報酬を貰った回数に応じてエンチャ強度が底上げされる。(リトルシスター関係は他にもたくさんある模様)
- パーティーにラーネイレが現れる。
- 劣化させられた加速の魔法を旧仕様に、ただし魔法強化無効。
- 店の更新頻度を3日に。
- 大使館で低確率で階段が買える。
- 夢の判定順変更。低確率良性夢の判定を後の方に
- アーティファクト複数所持判定をプレイヤーとペットの持ち物だけに。
- 神の下僕の2匹まで制限撤廃。
- 骨や皮などの遺品を最初から鑑定済みに。
- 料理納入依頼で料理ランクが上のアイテムなら納入できる。(くるみパンを求める依頼人にサンドイッチを渡せる)
- 罠解体効果範囲拡大+分解術でも経験値が入るように。
- 博物館と家では重なったアイテムでも評価対象になる。
mewmewで莫大な金を稼ぐコツ
- ただひたすら働いて報酬を貯める。
- 方法は自由だが、演奏がいちばんおすすめ。というのも、なぜかmewmewではおひねりの金額と飛んでくるアイテムが段違いに多いから。これはべつに廃人レベルでなくても、ゼロから始めたキャラでも相対的に高い。
- ついでに演奏のレベルの上がり方もすごい(これは公式でもそうだったか?)。潜在1%でもぐんぐん上がる。
- おひねりは貯金し(貯金箱に入れるという意味ではない)、アイテムは片端から売り払う。
- これだけでもかなりの資金が貯まるが、だからといって小城を買ったり、店に投資してはいけない。ひたすら使わずに溜め込む一方で、なるべく速度を落とし、盗難防止装備(乞食のペンダントでいい)を付けて、外を放浪して「発狂した金持ち」イベントを待つ。
- 「発狂した金持ち」はデフォだと確か金額に上限があり、最大でも5万ぐらいしかもらえなかったが、mewmewでは所持金に比例してもらえる金額が増える。所持金2億で降ってくるのが1千万だったから所持金の20分の1か? このレベルになると利子生活者みたいにこれだけで食べていける。
- もちろんいきなり2億は貯まらないが、こつこつ稼ぐ一方で利息(発狂した金持ち)で増やしていくと、かなり早くに到達する。
- 資金がある程度貯まり、道中追い剥ぎにやられない程度の自信ができたら、交易品を大量に買い込んで、速度を10に落とし、ノースティリスを放浪する。
- 一歩進むだけで時間がたつので金持ちが発狂するチャンスが増えるし、やたら襲ってくる盗賊団はいいカモ。装備一式と交易品を剥いで、それも次の町で売り払う。自宅店に戻ってからなんて考えなくていいのでその場で金にする。店を育てるなんて十分資金が貯まってからでいいので、とりあえず所持金を増やすことだけ考える。
- 同様に町へ着いたら交易品買い占め、パーティーで演奏の繰り返しで、ノイエルからポート・カプールまで歩く。 (交易店で売られる商品数はmewmewでは交渉レベルに比例する。公式でもそのはずだと思うが、mewmewはその差が顕著で、取引すればするほど儲かる仕組み)
- これをやっていると、交易の儲け+演奏料+発狂した金持ちで、貯金は雪だるま式にふくらんでいく。目標は1億。1億あればあとは特に金稼ぎはしなくても普通のプレイだけで悠々自適でやっていける。
- 1億を超えるとあとはオーバーフローまで一気なので注意。偶然「発狂した金持ち」が立て続けに来た結果、気が付いたら数十億の借金持ちになっていたことも! 私は2億ぐらいを維持する感じで、余った分はペットに回している。
mewmewの生きた武器の育て方
- 吸血開始レベルは従来通り名前依存なので、名前の巻物は最低限1枚あればいい。
- 1ページ目の「一家の闘牛」が15レベルまで血を吸わないので、とりあえずこれにしておけば間違いない。
- 名前によって血を吸う限界が来たら(名前の表は公式と同じ)、あるいはどんな名前でも15レベルを超えれば普通に血を吸うようになる。
- レベルアップすると、t(使う)を押すごとに(異名を選ぶときみたいに)付くエンチャントがリロールされ、新しい候補が3つずつ出てくる。(何が出るかはランダム)
- 候補は完全にランダムなので、たとえば魔法威力をいくつも重ねるのは非常に時間がかかるが、何が出るかわからないところがかえって楽しいし、1回ごとに名前の巻物を読んで、ページ数をカウントするのが面倒な私はこのほうがいい。
- wizardモードでは古代生物兵器が作れる。一度エンチャを15個埋めてしまうと、それ以上何度重ねても吸血はつかない&重ねるごとに強度が倍増するので、あとは古代生物兵器作りと同じ。ただ、リロールが可能なぶん、あれよりも手間がいらない。
- 生物兵器は完全なバランスブレーカーなので、ご使用は慎重に。特に古代生物兵器はすぐにオーバーフローするので、上げすぎにも注意。
mewmewで運を上げるコツ
- 魔法書作家でひたすら「幸運の書」を予約して買いためる。(通常の自己変容の魔法書。他のバージョンに移ると名称と効果が変化するが、mewmewに戻れば元通りになり、何も不都合は起こらない)
- 「うみみゃ!」の魔法レベルをガンガン上げる。(自己変容はもともと上がりやすいのでバカみたいに上がる。ただし読解難易度は高いのでかなりの読書レベルが必要)
- あとはシェルターに籠もって、魔法威力武器(生物兵器だとなお早い)着用で唱えた魔法で呼び寄せた幸運の日に、ひたすらモンスター召喚でうさぎを狩り続け、しっぽを集める。もちろんエヘカトルの信仰を上げるのも同時に。
注意!
古代生物兵器や爆上げした「うみみゃ!」の魔法を使ったりして運が異常に高いとき、mewmewで戦闘をするとヤバいことに。生成アイテムの質が高いということは、敵もめちゃくちゃ強力な武器を持って生成されるため、雑魚がやたら強かったり、追加打撃*****+を複数付けたミトラ軍団になますにされる可能性も。
雑魚が終末兵器を持っていることも多いので、中立NPCと闘ってそこら中でひっきりなしに終末が起きる。
まあ、チートまがいのプレイをしないかぎり、普通は敵モンスターが持っている装備はPCよりずっと低レベルだし、そこまで運を上げる必要もないですが、公式と互換性があるのがmewmewの強みなので、必要なときは公式に戻すこと。
公式との互換性について
私は原則として公式互換が前提なので、ヴァリアントはorehackの2011年4月30日版(新アイテム、ドラゴンボール導入直前のバージョン)と、mewmewしか使っていない。なんで公式が前提かというと、将来本当におもしろいヴァリアントが現れた場合、それまで育てたキャラをそのまま移行させたいから。
ちなみに、ヴァリアントの互換性については未知の部分が多いが、この3つはずっと交互にやり続けているが、なんの問題も起こっていない。
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