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2012年6月6日 水曜日

スポーツ

(今回はもうサッカー評とかいうレベルじゃなく、単なるミーハー女の私情まるだしのつぶやきですので、そのつもりで)

香川真司マンチェスター・ユナイテッドに移籍

Man-U公式サイトに載った香川真司壁紙
それは誇らしいが、しかしもうちょっとましな写真を使ってくれても‥‥

 はあ〜‥‥、やっぱり本田がいないと代表戦見ててもぜんぜんおもしろくないや。というわけで、ここしばらくサッカーから遠ざかっていたわけだが、その本田がようやく怪我も癒え、日本代表に復帰して、いよいよ大一番のワールドカップ最終予選へ臨む‥‥というので、普通ならいやがうえにも興奮が高まるところなのだが、その興奮も喜びも、一気に吹き払ってくれたのがこのニュース。

 あああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

 いや、弁解しておくと、私はべつに香川のことを憎んじゃいない。本田とのライバル関係で、多少意地悪なことを書いたことがあるかもしれないが、彼の実力は大いに認めていたし、本田らといっしょにぜひ強い日本代表を築いてもらいたいと思ってた。だから、普通なら長友のインテル入団のときみたいに、心からの祝福を送ってあげたいところだが、Man-Uはないだろ、Man-Uは!!!!!

 だってMan-Uは私のクラブなのにぃいいいいいいい!!!!!!!!!!!!!!

 いや、それはもう昔のことで、ベッカムが首になり、クリスティアーノ・ロナウドなんか取ったあたりで、もうMan-Uには見切りをつけてファンはやめたんだけどね。それでも私が海外クラブを好きだったことなんてあまりないんで、というか、当然ながら私はプレミア以外フットボールじゃないと思ってるし、プレミアならMan-Uしかないと思ってたので。っていうか、そもそもフットボール・チームなんてMan-Uしか知らなかったし(笑)。私は筋金入りのマンチェスター者ですからね。
 いちおう事情を説明しておくと、もちろん私にはサッカーなんかどうでもいいんで、問題は音楽である。それで英国ロックがいちばん好きだったから英国が好きになり、マンチェスター・バンドがいちばん好きだったからマンチェスターを心のふるさとに決めたというだけの話。(Oasisぢゃないよ。そもそもの発端は10CCだったし、“Madchester”もポイント高かったが、やっぱりJoy Division=New Order=Factoryファミリーが決め手かな) それで、マンチェスターには世界一強いフットボール・クラブがあるらしい→すげー、音楽だけじゃなく、サッカーも世界一なんだ!というので、自然とMan-Uファンになったわけ。え? Manchester City? そんなクラブ知らんもんね。(もちろんCityはUnitedのライバルだから嫌い)
 ていうか、私の好きなマンキュニアンがみんなMan-Uのサポーターだったから、私も好きになったというのが正しい。Oasis?(Ghallagher兄弟はCityファン) だからそんな連中知らんって!

 でもプレミアそのものが金満化するにつれ、なんだかどこのクラブも外国人ばっかりになっちゃって、イギリス人選手が見たいだけの私にはうっとうしかったし、大好きなベッカムを追い出したあたりで、Man-Uにも愛想を尽かしたわけ。だから、誰がMan-Uに入ろうがどうでもいいようなものなんだが、それにしても初の日本人選手となれば黙ってはいられない。
 でも香川の入ったMan-Uなんて想像付かないよ! 本田の方なら何度も脳内で予行演習済みだから、容易に想像が付くんだけど。

 そう、本田の移籍話はデマも含めてさんざん聞かされたが、Man-Uの名は一度も出てないにもかかわらず、私は彼には最終的にプレミアへ行ってもらいたい、そしてプレミアならやっぱりMan-Uに行ってもらいたいと、単なる夢とは思いながらもずっと願っていたのだ。
 もちろん本人はスペインサッカーが好きで、レアル・マドリード(だっけ?)に行きたいことは知っている。だけど、個人的にはプレイスタイルから言っても、彼はプレミアのほうが合うと思ってたし、Man-Uにもドンピシャだと思ってた。
 しかしだいたいこういう希望というのは、決して本人の思い通りにはならないものなので、本田くんには気の毒だけど、たぶん彼はレアルには行けないで、案外香川あたりがあっさり決まってしまうんだろうな。そしたら本田はプレミアに行けばいいや。それがMan-Uだったら私は御の字‥‥などと勝手な妄想を温めていたのだが、思い通りにならなかったのは、私の希望のほうだった。キーーーーーー! 私の本田くんのどこが香川に劣るっていうのよ!!!

 失礼。まあねえ、こういうのはあくまで時の運、強豪国の選手ならともかく、日本みたいな後進国の選手にとっては、移籍話は決して思い通りにはならないというのは、これまでもさんざん見ては来たけれど、ここまで明暗が分かれてしまうとは。実力が劣るわけじゃない。というか、私は昔も今も本田のほうが実力も実績も数倍上と思ってるが、本田はオランダの弱小チームで二部落ちして苦しんだのに、香川はJ2からストレートにブンデスの優勝チームへ、片や本田が膝の故障で苦しんでるときに、香川はドイツで絶好調という間の悪さ。本田が絶好調で、いろんなクラブがオファーを出してきたときには、所属チームのVVVやCSKAがゴネて出してくれなかったのも本当に運が悪かったとしか。そしてとどめが香川はMan-Uで、本田は下手するとこのままモスクワ抑留の可能性も。キーーーー、あのガキ!

 憎んでないと言いながら嘘だろうって。まあね、わずか2才しか違わないのに、なんか香川ってすごい楽な道を歩んでるようにしか見えなくて。もちろん、彼だってJリーグじゃ二部落ちまでして苦労はしてるんだが、このシンデレラ感はなんか許せない感じ。だって、本田がオランダ行った頃は、Jの若手選手が海外へ行くこと自体、そんな楽なものじゃなかったんだから。本当にこの2年ばかりで、日本選手を取り巻く状況は劇的に変わったわけで、言ってみれば本田や長友が活躍したからこそ、後輩のための道が開けたわけだ。(Jの二部でしか実績がなく、ワールドカップにも出られなかった香川をスカウトしたドルトムントのスカウトの慧眼はこの際無視)
 ロシア行きだって必ずしも彼が望んだことじゃない。ワールドカップ前のあのとき、VVVにいては代表メンバーに入れるかどうかも危ぶまれていたからこそ、あえてCLに出られるCSKAに行き、なおかつCLでしっかり結果残して岡田監督に見せつけたからこそ、日本はワールドカップであそこまで行けた。もし岡田のボンクラ(まだ恨んでいる)が本田を落とせば、日本は間違いなくグループリーグ三連敗で帰ってきたはずだから、あのベスト16は本田の犠牲の上に成り立ってると言ってもいいよ。ブツブツブツ‥‥ 

 おっと、この章は本田じゃなくて香川の話だったんだ。こういう嫉妬みたいなのは見苦しいし、本田さんも好きじゃないと思うのでやめよう。
 でも香川自体があんまり好きじゃないないんだな(笑)。いや、これは嫉妬とは関係なく。それについては2011年9月2日の日記に書いたが、かなり辛辣なのは当時香川がかなりスランプだったせい。それでも、「ちょこまかしたすばしこいチビ」が嫌いなのに代わりはないけど。今の香川の動きを見ると、本当にメッシみたいだと思うけど、そもそもそのメッシが嫌いだし(笑)。
 そういや、私が本田を好きになったのは、「あらゆる意味で日本人離れしている」と思ったからなのだが、考えてみたら、Man-Uがわざわざ日本人選手を取るとしたら、やっぱり日本人ならではの良さを持った選手を欲しがるはずで、その意味では香川は日本人の良さの集約みたいなものだから、そんなに不思議でもなかったか。ふん。

 嫉妬と言えば、実は私は朴智星(パク・チソン)にもかなり嫉妬していた。えー、だってMan-U唯一のアジア人選手がなんで韓国人で日本人じゃないのかと。もちろん朴智星はすばらしい選手だし、日本は長らく韓国に大きく遅れを取っていたから当然と言えば当然なんだけど、今の日本人選手なら、決して朴に引けを取らないし、朴も衰えてきたようなので、ここはアジア戦略も頭に入れて、日本人取ってくれないかなーと思っていたのだ。だからやっぱり香川の加入は喜ぶべきところなんだけど。

 ただ顔がねー(笑)。なんちゅうか、Man-Uに入るとなれば、英国内ではほとんど日本の顔も同然になるわけじゃない。それが香川の顔と思うと、かーなり凹むな。いや、べつに香川がブサイクと言うつもりはない。むしろあまりにもどこにでもいそうな日本人顔なところが‥‥。今の若手選手はかなりイケメンも多いのに‥‥。そういえば、朴智星もかわいそうだけど、あまりにも戯画的な韓国人顔だった。やっぱりスターと言われるぐらいの選手はルックスも‥‥ブツブツ‥‥
 しかし、こういう人たちのせいで、私が外国人にまで外人扱いされるんだな。

 まあ、とにかくこの際、香川には人一倍がんばってもらって、プレミアのクラブがどこも日本人を欲しがるようになってもらいたいです。実際、ドイツの日本人ラッシュをもたらしたのは香川だし。それぐらいこれまでプレミアで活躍した日本人って少なかったんだよね。稲本以外に誰かいたっけ? 稲本だって活躍ってほどでもなかったし。(ドイツに多いのはドイツには外国人の制限枠がないため。逆にイギリスはワーキングビザを取るためのハードルが異常に高い)
 ただ、活躍できるかどうかという点に関しては、辛口だが五分五分だと思う。代表での香川を見ていれば、彼がどんなチームでもフィットするタイプじゃないのは明らか。自分でなんとかできるタイプの選手じゃないので、ドルトムントでのパフォーマンスがMan-Uでも発揮できるかどうかはわからない。だいたいチームのレベルも段違いだし。まあ、これでMan-Uで活躍したら、そのときは認めてあげるから。(と、なぜか偉そう) ただし、ちょっとでもヘボいところ見せたら、向こうのバッシングはこっちやドイツの比じゃないからね。それ思うと、ぬるま湯の日本人はドイツぐらいののんびりした田舎でやってるほうが合ってるかもね。(精一杯のイヤミ)

 あー、しかし、Man-Uが日本人を2人取るってことはまず考えられないので、本田はどこに入れよう? (また新たな妄想が!)
 いっそ、ライバルのCityっていう手もあるが、それはあまりにもくやしいし、あのクラブ嫌いだしなー。そう言えば、本当かどうかは知らないが、チェルシーっていう噂もあったんだよなー。そのチェルシーはCL優勝しちゃうし、もし移籍がうまく行ってれば、あの中に本田がいたかもしれないんだ。なんて考えてたらだんだんみじめになってきたので、この話はもうやめよう。
 ただ救いは、本田さん本人はこんなことでグチグチいじけるようなヤワなメンタルの持ち主じゃなく、むしろ逆境をかえって糧にして成長するタイプだってこと。香川の移籍は本田にとっていい刺激になったことは間違いなく、次なる奮起を期待したい。でもMan-Uより強いチームって言ったら‥‥やっぱり(私は気にいらんが)レアルでもバルサでも目指すしかないか。ふっ。

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