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2011年9月1日 木曜日

スポーツ

サッカー日韓戦 ほか小ネタあれこれ

とにかく本田にはターミネーターのように不死身でいてほしいという思いを込めて貼っておくが、この人がこれほどターミネーター顔をしていることに改めて気付いた。いろんな意味でやっぱり日本人とは思えないなあ。

本田圭佑 膝半月板損傷で代表離脱

 早く日韓戦のことを書いておかないとワールドカップ3次予選が始まってしまう!と、あせっているときに、ショックなニュースが飛び込んできた。
 ロシアでの試合で膝を痛めた本田が戦線離脱。まだ怪我の程度はわからないが、膝というのはやっかいな箇所で、いったん帰国したのに治療のためにスペインへ飛んだって、なんか深刻そうなのが気にかかる。
 ああん! これから立て続けにある予選で見られるのを楽しみにしてたのに。以前は「本田抜きで惨敗して、本田様の偉大さを思い知るがいい」なんて書いてたが、本当にそうなるなんて!(まさかこの辺で負けるというのも考えにくいが)
 かわいそう! 膝では自分が苦労しているだけに、よけい他人事とは思えない。
 とにかく一日も早く治って復帰してくれることを祈るが、代表に限って言えば、3次予選で負けたりすることはまずありえないし、むしろ本田なしで戦う場合のシミュレーションとしてはちょうどいいぐらいなんだが、CL(チャンピオンズリーグ)に出られないとしたらあんまりだ。
 ちょうど嘘みたいに調子を上げてきたところで、あとはこの調子でCLで新たな伝説を築いて、どこかのビッグクラブに移籍というのを夢見ていたのに! とにかく今がおそらくサッカー選手としては盛りで、乗りに乗っているときだけに、たとえ数か月でも休むのはもったいないような気がする。

国際親善試合 日本3−0韓国 (2011年8月10日 札幌ドーム)

 もう代表戦のリビューをいちいち書くのはやめようと思うのだが、これも歴史的な勝利だったのでやっぱり書かないわけにはいかなかった。
 なにしろライバルとは名ばかりで、対韓国の通算成績は11勝21分け(PK勝ち2、PK負け1を含む)38敗と大きく負け越している。日本がまだ弱かった時代はともかく、今でも韓国相手となるといつも苦しい試合をしていたし。しかも、日本が韓国相手に3点奪取するのは37年ぶりだというから驚く。
 でも本当に驚いたのは点差や勝利だけじゃないんだ。その内容が圧倒的だったから。まさに「虐殺」と言われるタイプの、相手をケチョンケチョンに叩き潰した勝利だった。立場が逆のやつなら、これまでも何度も見てきたんですがねえ(苦笑)。日本が韓国をこんなにも赤子の手をひねるようにあしらったのは初めて見たかも。
 しかも試合内容がすばらしすぎる。誰かがザック・ジャパンを「バルサ(スペインの強豪クラブ、FCバルセロナ)みたい」と言うのを聞いて、「いくらなんでもそれはほめすぎでしょ」と思っていたが、今日の華麗なパスワークを見ていたら、「本当にバルサみたい」と思ってしまった。だって、流れるように淀みなくワンタッチでパスが回るんだが、その中にヒールパスだのスルーパスだのがさりげなくまざってるんだもの。日本人って、いつの間にこんなにサッカー上手くなったの?

 香川が2点、本田が1点と、点を取るべき人がちゃんと取ったのも大きい。しかし本田さん、喜びすぎ(笑)。なんかワールドカップで得点したような喜びようだったね。CSKAで点取ったときはわりとクールに振る舞ってるのに。この人本当に代表戦に賭けてるんだね。
 それを言ったら香川の1点目は周囲が喜びすぎ。みんなが上に折り重なってつぶすのって、これも普通よほどのことがないとやらない。ただの親善試合とはいえ、やっぱり韓国戦となると選手の意気込みも違うみたい。

 良かったのは点を取った2人だけではない。代表初招集の若い清武(セレッソ大阪)が、このパス回しに参加してなんの違和感もなくハマっていたのには驚いた。それどころか、本田の得点は清武からのプレゼント。自分でも十分シュートできたようにも見えたが、本田の足下ピタリの位置に落としてくれた。初招集の若い選手なんてだいたい何もできずに終わるものなのに、完全に攻撃の中枢になってたなあ。なんか中盤は人材豊富すぎ!
 点は取れなかったが、FWの李も随所で効いていた。FWは長らく人材不足でコロコロ変わってたが、こないだのアジアカップのゴールとこれで、この人はレギュラーの座を勝ち取ったようだ。
 あと、この人の顔を見るたび、どうしてもW杯のPK失敗の涙を思い出さずにはいられない駒野だが、今日は見ていて、この人本当にうまい選手なんだなあと感心した。
 とにかくこの華麗なパスサッカーを見ていたら、「オシムのサッカーが完成していたらこんなふうになっていたかもなあ」と、ちょっと思った。

 ほめてばかりではなんなので苦言も。そういうわけで、途中までは夢を見ているような一糸乱れぬ華麗なプレイを楽しめたのだが、後半3点目が入ったあたりで気がゆるんだのか、はたまた暑さでバテたのか、ぴたっと足が止まってしまった。韓国はここぞとばかりに猛反撃をしてきて、何度もシュートに持ち込まれた。幸いにして韓国の拙攻(というか、大量得点されて頭に血が上り、気ばかりあせってる感じだった)に助けられて無失点に抑えたけど、DF陣はあまりほめられた出来ではなかった。
 これが本当の強国相手だったり、ワールドカップの本番だったりしたら、3点取ったあと、最後の10分で4点取られて負けたりする場面があまりにも容易に想像できてしまう。(実際、日本はスタミナ切れで失速して逆転負けすることがしょっちゅうあった) この辺課題ですな。たかが親善試合とはいえ、このぐらいで余裕こいてる場合じゃないでしょう。逆に言えば、あそこで失速しなければ、5点、6点取ってもおかしくない試合だった。

日韓戦の君が代独唱

 が、なんかむちゃくちゃ評判悪かったみたいね。とにかく歌が下手すぎて国辱ものだというので(笑)。Aqua TimezというJポップバンドのボーカルが歌ったんだと言うが。
 私はJポップなんてみんな音痴だと思ってるので、それを平気で聞いてられる人が、これはひどすぎるというのはどれほどひどいんだろう。まあ、YouTubeなんかにたくさんビデオが上がってるが、私は知りたくもないので聞きませんが。
 というのも、私はあの歌手がマイクの前に立ったとたん、さっと立ち上がって台所へ行ってしまったので見ていないのだ。だって、歌以前に、とても正視できないほど不細工な下ぶくれのチビの金髪猿だったんだもん。(人の顔の悪口はやめようと言いながら) いや、それはそうだが、これは私にも見ない権利があると思って。見ないで正解だったみたいだけど。
 どのぐらいひどかったのかな? 日本戦の君が代と言えば、トンガでやったラグビーの試合で、原住民らしい黒人女性の歌った君が代もすばらしかったが。(こっちはYouTubeで見た) 歌はものすごく上手いんだが、勝手にアレンジしてメロディーは変えちゃってるし、歌詞はほとんど空耳アワー(笑)。私が聞いた最もコブシの効いた君が代だったけどね。
 だいたい君が代は節回しもリズムも変てこでむずかしいのに、それを伴奏なしの独唱で歌うって、歌手にとっては敷居が高すぎる。私が歌手だったら、いくらお金もらっても断るけどなあ。

ザッケローニを称える

 とまあ、なんだかんだでワールドカップ以来の日本代表の無敗伝説(と非公式世界チャンピオンの座)は守られてるわけだ。明日の北朝鮮戦はどうなるかわからないけど。ワールドカップ開幕後は、唯一負けた相手がオランダで(ワールドカップのパラグアイはPK戦なので引き分け扱い)、そのオランダは現在FIFAランキング世界1位なんだから、これはもう堂々たる強豪国の成績。(中味を見るとアジア杯なんかはけっこうヤバい場面もあったんだけどね)
 日本人って忘れっぽいからそれがもう当然のような顔をしているけど、そのワールドカップ開幕直前まで、どれだけボロボロに弱くて、下手っぴで、フィジカルもメンタルも弱くて、覇気も闘志もないチームだったか覚えてないの??
 このあまりにも劇的すぎるbefore & afterの原因は何か?については、これまでも何度か書いてきて、要するに本田のおかげだと言ったが、もちろんサッカーは選手1人の力で変えられるようなものじゃない。実際、W杯前も本田は何度も登用されてたんだし。(冷遇はされてたがね)

 で、何が言いたいかと言うと、選手1人の力ではチームは変わらないが、コーチ1人の力なら変わるということ。

 日本代表が岡田監督のもとで不振にあえいでいたころ、私は「監督変えろ!」と吠えまくっていたのだが、ネットのファンの声を見ると、「監督だけ変えてもどうせ何も変わらない」、「駒がないんだから、監督なんか誰がやっても同じ」という意見が多かったようだ。でも、私は絶対違うと思っていた。たいした根拠もなしにだが(笑)。
 ところがはからずも、ザッケローニが私の理論を身をもって証明してくれたのだ。
 と言うと、「ザッケローニは岡田の遺産で食ってるだけ」なんて抜かすアホがいる。なまじ岡田でW杯16強なんてなってしまったからそういう誤解もあるんだろうが、前にも書いたように、W杯の日本とその後のザックジャパンとでは内容がまったく違う。というか正反対過ぎる。ひたすらなりふりかまわぬ弱者の戦い方で生き延びた岡田ジャパンと、堂々たる王者の勝ち方を貫いてきたザックジャパンとでは。

 同様に、コーチ1人でどれだけ変わるかの生きた証が北京五輪世代。「谷間の世代」とか言われて、近年最弱とみなされてきたし、実際北京では手も足も出ないまま惨敗したのだが、そのメンバーはと言うと、現A代表のレギュラー組だけ拾っても、吉田麻也、長友佑都、内田篤人、本田圭佑、香川真司、岡崎慎司、森本貴幸、李忠成とそうそうたるメンバーというか、現代表に欠くことのできない屋台骨になっている人たちだし、世界のビッグリーグで普通に活躍している日本人だし、おそらく日本サッカー史上最強の顔ぶれなんだが、これだけのメンバー揃えて、なんで北京じゃあんなにグダグダだったのかということよね。
 もちろんあれから3年でみんな成長したし、クラブで経験も積んだけど、それだけじゃないでしょう。反町監督(北京五輪の監督)だったらこの快進撃があったかと言えば、100%なかったと思うね。それぐらいサッカーの監督というのは大きい。 

 実は私も半信半疑だったんですけどね。クラブ監督しかやったことがないというから、まったく事情の違う代表監督でどこまでできるかと。でも、本物の一流監督ってこういうものだったんですね。

 いやー、それにしても感無量です。長年に渡って、私はいつも、世界レベルでまともな実績のある、まともな監督にさえ来てもらえれば、日本のサッカーはもっといいところまで行けると思っていたのだ。というのも、トルシエとかジーコがまるっきりまともじゃなかったから(苦笑)。逆に言えば、あんなひどい監督の下であれだけの成績挙げたチームはかなり強かったと思うんだよね。ほんと、もったいなかったとしか。
 だからオシムにはいやがうえにも期待してしまった。日本にとっては初めての国際的な実績ある監督だったし、いかにも頭のいいプロ監督という感じだったから。そのオシムが、じっくりとではあるが少しずつチームを作り上げている途中で病に倒れてしまったときは、本当に泣いた。そのチームを岡田がめちゃくちゃにしてくれたときはもっと泣いた。
 だから、華やかな実績で言えばオシム以上のザッケローニが日本代表を本当に生まれ変わらせてくれたことには、長年の夢が叶ったような思いだ。

 とにかくまじめだし、仕事熱心だし、サッカーを心から愛してるということがひしひしと感じられるし、話も上手だし、顔つきもかわいいし、人柄もいいし、ちょっとこれ以上望めないです。逆にこれだけやってくれてるんだから、多少成績がふるわなくても我慢するというレベル。

 同様にザックも悪い気はしないだろうなと思う。来日当初から、異様に思えるほどの親日発言で、これも私は眉にツバ付けてたんだが、来日当初のあれはお世辞だったとしても、今のザックの言うことは本心からに違いないと思える。
 だって、選手が毎回練習に遅刻せずに集まるんだぜ、信じられるかい?というのはザックのセリフじゃなかったっけ? とにかく、それぐらい規律正しく、素直にコーチの言うことを聞いて言われた通りにしようと懸命に努力する日本人選手が、コーチとしてはかわいくないわけがないじゃない。学生がそうだったら教師の仕事もちょっとは楽になるのだが‥‥
 で、そいつらが「できない子」だったとしても、コーチとしてはそれなりにかわいいものだが、そうじゃなくて次から次へと勝ち星をプレゼントしてくれる良い子ばかりなんだから、監督冥利に尽きるだろう。
 ザッケローニという人はかなりの苦労人で、母国イタリアでは栄光と同時に屈辱と苦労もたっぷり味わってきた人なのだが、日本では理不尽な要求されることもなく、何も無理強いされるわけでもなく、敬意をもって丁重に遇されているんだから、これで親日になるなというほうが無理である。
 この快進撃がいつまで続くかわからないが、あんまりこれが続くと国に帰るのがいやになっちゃうかもね。いや、私ならそれでも帰るが(笑)。そりゃイタリアの方がいいに決まってるじゃん!

松田直樹選手を悼む

 私がまともに日本のサッカーを気にしだしたのはやはり日韓ワールドカップからなので、そのW杯メンバーのことは今でもよく覚えている。そのひとりだった松田選手の34才という早すぎる死は痛ましいとしか言いようがない。いつだって若い人の死は痛ましいけどね。あと、個人的にはああいう「サッカー馬鹿」はあまりタイプじゃないんだけど。
 でも、まだ現役で、しかもサッカーの練習中に倒れて息を引き取ったのは、ある意味サッカー馬鹿にふさわしい死に方だったのではないかと思う。ご冥福を祈ります。

 すぐ余計なことを付け加えるのは悪い癖だが、松田を覚えていない(か知らない)日本人サッカーファンが多いのにけっこうショック。日韓大会の時はあれだけ国中が大騒ぎしてたのに、わずか10年でそんなに風化しますか。それで彼の死が世界各国のサッカーサイトで報じられると、「日本でも知ってる人は一部なのに」と驚いたりする。ワールドカップに出場するっていうことが、それだけすごいことだってのを知らないのね。

日本代表の新ユニフォームに絶望する

 来年から使われる予定の、新ユニフォームが発表されたのだが、勘弁してよ、まったく!

 首のところに赤い四角の張りついた今のユニフォームも、「赤いよだれかけ」とか、「喉元にレッドカード」とかさんざんな言われようで嫌われてたし、確かどこかで、「ワールドカップ出場国ワーストユニフォーム」の1位という栄冠に輝いた(それとも前の年だっけ? 忘れた)すばらしいデザインなのだが、今度のはそれに輪をかけてひどい。あのよだれかけをびろーんと裾まで引っ張って伸ばしたように、太い赤いラインが胸の真ん中についている。赤い腹掛けって金太郎さんかよ!(笑)
 とてもプロがデザインしたとは思えないんだが、こんなのでも法外なデザイン料払ってると思うとよけい信じられない。もういっそ、ファンから公募でもした方がはるかにましなものが作れると思うのだが。とにかくこんなひどい手抜きデザインをするアディダス製品は絶対買うまいと思った。
 青いユニフォームはいいんだよ。お隣の韓国も中国も赤ユニだから差別化をはかるためにも。だけど、なんでそこに赤いのが入ってなきゃいけないの? 赤と青って最悪の配色だと思うんだが。
 ブラジル大会にはそれなりに期待しているのだが、こんなユニフォームで出ることを思うと今から気が重い。

ワールドカップブラジル大会3次予選組分け

 の抽選があって、日本は北朝鮮、ウズベキスタン、シリアと同組になったのだが、この組み合わせを聞いたときは、「何の罰ゲーム?」と思いましたね。
 この場合、罰ゲームをやらされるのはなんの罪もないウズベキスタン。だって、北朝鮮とシリアは政情不安、日本は地震と原発で、対戦相手としては行きたくない国ベスト3じゃない(苦笑)。比喩じゃなくて文字通りの死の組
 まあ、日本選手にとっても命あっての物種という感じで、サッカー選手ってそこまでしなきゃならないのかと気の毒になるし、外務省はどう出るんだろうと、いろいろ気をもんでいたのだが、シリアは2次予選に無資格の選手を出場させたというのでFIFAによって除外され、代わりにタジキスタンが入って一安心というところ。
 なんだかタイミングが良すぎるので、政治的な何かを感じるが、確かに内戦状態でサッカーどころじゃないでしょう。にもかかわらず、シリアはけっこう強いし(アジアカップでも手こずった)、そんな状態でもサッカーの試合には出てくるあたりがサッカーのすごいところなんだが。
 北朝鮮もあの第三国無観客試合の記憶が新しく、本当にできるのかしらと思ったが、こちらは強行するらしい。とにかくアジアでの試合はサッカーと関係ないところでハラハラすることばかりでいやだ。

選手が馬なら良かったのにと思うこと

 私はサッカーより長く競馬ファンをやっていたので、今でもつい選手のことを馬を見る目で見てしまう。まあ、私の中では基本的に馬でも人でも似たようなものなので。

 で、やっぱりスポーツ選手は血統だよね(笑)。本田がスポーツ一家の出身なのは有名。大叔父の本田大三郎さんはカヌーでオリンピック代表。その息子の本田多聞はプロレスラーでオリンピックにも三度出場している。長友の母方の祖父は競輪の草分け的選手で、その弟も競輪選手、父方の祖父はラグビー選手で、こちらもスポーツ一家。これだけでも遺伝ってすごいと思う。(私の父も元スポーツ選手なのだが、私は完全な運動音痴というのは、この際考えないでおく)

 つまり日本も本気でワールドカップを取ろうと思うなら、選手の育成だけでなく交配から考えた方がいいということ。(こういうのは優生学がなんたらでヤバい話になってしまうので、あくまでifの世界、一種のSFだと思ってお読み下さい)

 今ちょうど世界陸上をやっていて、ハンマー投げの室伏がすごいすごいと聞くから、「室伏ってまだやってたんだ!」と驚いたら息子だった(笑)。(陸上なんて興味ないんでめったに見ないもので) しかも、自分が取れなかったメダルを息子に取らせるために、わざわざ槍投げのルーマニア代表のオリンピック選手と結婚したってほんとですか?(これはたぶん嘘だと思うが) 妹もオリンピック選手だし、やっぱりこれって英才教育だけじゃなく遺伝だよね。

 ならば、せっかく日本でも男女ともにこれだけ優秀な選手が出てきているのに、せっかくのサッカー遺伝子を一般人と結婚することで無駄にしてしまうのはもったいない。特に、これは馬もそうなのだが、牡はいくらでも種付けできるからいいとして(おいおい‥‥)、女が出産できる数は限られてるから、優秀な牝系はかけがえのない宝なんである。つまり澤さんとかには、最上のお婿さんを世話してあげる必要があるってこと。べつに日本人である必要はない。というか、いろんな血を入れた方が絶対いいので、欧州、南米、アフリカあたりから、飛びきりの種馬を連れてきてやりたい。
 あと、日本男子は全員180cm以上の女の子と結婚すべき。

 人間が馬じゃないのでがっかりすることは他にもある。たとえば、もしも、あくまでもしもの話だけど、本田がこのまま故障が治らず、ロシアに幽閉されたままで不遇な選手生活を終えたとしても、馬なら子供の代に期待するということができるのよ。実際、故障でほとんど活躍できないままに現役を終えた馬でも、私が「この馬はまともだったら絶対上へ行く素質があった」と思うような馬は引退してから種牡馬として成功を収めることが多い。
 でも残念なことに本田を種馬にして年に100人ぐらいの女性に種付けさせることはできないし、まして人間の子供は成長が遅すぎて、彼の子供が出てくるころには私は死んでる。私はマジでそれをくやしく思ってる。

(これ、まだ続くんじゃないかと思う)

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