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2010年6月30日 水曜日

 たかが風邪と思ってたが、体調は思ってたより悪かった。結局、風邪の細菌だかウイルスだかが全身に飛び火して、肺は肺炎、肝臓は肝炎、目は結膜炎、腸は‥‥という感じで全身病人。「歩く細菌兵器」と言ったのは誇張じゃなかった。おかげで、ワールドカップをろくに見られなかった。こんなこと初めて! なんでこの時期に!と思うが、旅行前に発病しないでよかった。いや、もうやけくそでまたこの夏イギリスに行くことにしたんで。私はこの通り人並み外れて病弱なので、この先、いつまで動けるかわからないからね。体が動くうちにやりたいことはやっちゃわないと。

 だからワールドカップも譫妄状態で切れ切れに見てたのだが、見ているときはおもしろかったし、いろいろ考えて日記に書こうと思ったのだが、今じゃ何も思い出せない。かろうじてイングランドと日本の試合だけはちゃんと見たが、イングランドはもう!と、思い出しただけで病気が悪化するので、今日は日本代表戦について語ろうと思う。もちろん本田がいたせいだが、私が日本戦をこんなに真剣に見たのも初めて! だけど、まじめな評論はよそで読んでいただくことにして、例によって、勝手な野次馬的感想を。

ワールドカップ パラグアイ対日本
2010年6月29日 ロフタス・バースフェルド(南アフリカ)

 いやー、感動しました。とか書くと、いつものイヤミだと思うでしょ。いいえ、今日は本当に感動したので、イヤミじゃなくて全部本当です。あと、下手くそとか言っているのは、あくまでベスト16レベルでの話なので、悪口じゃないよ。

 だいたい、本当の意味でのスポーツファンじゃない私は、強い者が強い勝ち方をするのを見ても、「へー」と思うだけで、それほど感動しない。オリンピックでも、ひとりだけアマチュアがまじってるみたいな、弱小国の下手くそな選手が(ケニアの距離スキー選手とか)ボロボロにやられているのを見て喜んでいる。
 だからもし、日本がブラジルみたいなチームだったら、私はべつに興味も持たなかったし、応援もしなかったはず。このへそ曲がりは子供時代からで、私の幼少時は野球以外はスポーツにあらず、巨人以外は野球にあらずという感じだったため、巨人も野球も死ぬほど大嫌いだった。

 その意味でも、今年の日本代表はぐっとくるのだ。少なくとも上手いチームがヘタレなぬるい試合をして負けるのを見るより(イングランド!)、下手くそなチームが必死でがんばっているのを見る方が、どんなにかおもしろいし感動する。

 実はワールドカップでは、私はPK戦を楽しみにしている。延長でも決着が付かず、PK合戦になって、せっかく120分、ボロボロになりながら互角に戦ったのに、たった1本のシュートで明暗が分かれちゃうのって、劇的で楽しいから。オシムがPK戦嫌いなのは有名で、今回もPK戦やめろとか言ってるように、選手にとってはたまったもんじゃないのはわかるが、見ている方はすごく楽しい。サッカーの醍醐味と言ってもいい。
 特にPK外した選手や止め損ねたGKが泣いてるのを見るのが好き。そもそも男が泣いてるの見るのが大好きなので。

 そんなわけで、日本を応援していたのは間違いないが、内心、ここを勝ち抜いても、次はスペインに袋叩きにされるだけだし、そんなの見たらせっかく盛り上がった代表人気がまた下がって、「戦犯」探しとか始めるアホがいるだろうし、いっそPK戦まで行けば、そこで負けても誰も責めないし、むしろ同情されるし、名誉ある負け方ができていいなー、なんて思っていたら、本当にそうなってしまったので驚いた。

 お膳立ても完璧だった。今年のチームは特に涙が似合う。なにしろ岡田のクソ(永遠に許さないよ、私は)にボロボロにされて、自国民にも罵声を浴びせられ、誰にもなんの期待もされずに南アフリカに渡った急造チームは、言ってみれば、戦う前から満身創痍の傷病兵の集まりみたいなもの。(おまけに指揮官は敵前逃亡同然) そのボロボロの連中が、必死にかばいあい、助け合ってここまで来たと考えただけで、私は目がうるうるしてしまう。だから、駒野の涙には本当にもらい泣きした。

駒野と松井の涙

 もっとも、私の予想ではPK外して号泣するのは駒野じゃなくて、岡崎か闘莉王の役割だったのだが。
 さすがに私も、遠藤・長谷部に続いて、駒野が出てきたときには目を疑いましたね。混乱のあまり、「あれれ? PK戦って、11人全員が蹴らなきゃならないキマリだったっけ?」なんて考えてしまったぐらい。
 このチーム、まじでフォワードっていないの? シュート打つのはフォワードのお仕事でしょ! 岡崎とか玉田ってなんのためにいるの? FWでなくても、中村憲剛とか阿部とか闘莉王とか、肝が据わってて、シュートもうまそうな人いくらもいるじゃない。それをなぜ見るからに気が弱そうで不器用そうな駒野?
 その駒野は出てきたときから緊張でガチガチなのがわかるぐらいで、力いっぱい蹴ったボールはバーに当たって跳ね返った。ていうか、かわいそうだが駒野を出した時点で勝敗は決したような気がする。
 あれ誰が選ぶの? やっぱり監督だと思うが、最後の最後にまたやってくれましたな。駒野は少しも悪くない。悪いのは彼に蹴らせた人間だ。
 駒野の次に蹴った本田は何もかも対照的だった。スタスタと出てきて、表情ひとつ変えずにポイッと蹴り込んで、「ふん!」という顔して引き上げていった。「PKはこう蹴るんだぜ」というお手本を示しているみたいだった。だけど、パラグアイの5人目が決めて、そこで試合終了。
 ところでパラグアイが5本目を蹴る前、つまりまだ終わっていないのに、日本選手は全員が肩を組み、膝立ちになったのだが、あれはどういうこと? 負けて思わず膝をつくというならわかるが、ひざまづくというのは、相手に対する屈服とか服従を表す姿勢なんだが‥‥。なんか私の目にはもう全員が負けを覚悟して腹でも切ろうとしているみたいに見えたぞ。縁起でもない。

ヴァルデスに慰められる駒野

 が、しかし、駒野の涙は良かった。(残酷なようですが、基本Sなのですみません) その駒野を、選手たちが代わる代わる慰めにくるのも良かった。驚いたのは、うなだれる駒野にパラグアイのヴァルデスが歩み寄って、頭を抱きかかえるようにして、何か話しかけていたこと。
 いい人だなあ。自分も同じ経験あるんだろうか。何語で話してたかは知らないし、たぶん駒野には通じてなかったと思うけど、心は通じたはず。南米人ってやっぱりなんか憎めないな。(しかしアルゼンチンは敵だ)
 日本人で最後まで駒野をケアしていたのは松井だった。茫然自失という感じの駒野に対して、松井は目を真っ赤に泣きはらし、正直どっちがどっちを慰めてるんだかわからないというか、むしろ駒野が松井を支えているように見えたが、どっちにしろ絵になる光景で美しかった。

 そういや、私、ネットで拾った写真をいろいろ集めているのだが、それってほとんど人間以外の写真で、人間はほとんどミュージシャンだけ。人間なんて不細工だし、まして日本人なんて見たくもねーよという感じだったのだが、なぜか今回の日本チームは絵になる写真が多く、つい集めてしまう。
 もちろん本田が中心だが、みんなそれぞれにいいんだよね。

 そういや、話はそれるが、海外のゲイの間ではゴールキーパーの川島が大人気とか。わかる、わかってしまうんだなあ(笑)。最初見たときからそれ系の顔だと思ってたが、やっぱり。川島はデンマーク戦でPKを決められ、地面を叩き、手足をバタバタして、全身でくやしさを表していたのがすごいかわいかった。と思ったら、gifが上がってたのでこれも貼っておこう。(そう思って貼ったのだが、なぜかうちの環境ではこのgifだけちゃんと表示されない。もともと異常に鮮明な写真で、ファイルもでかすぎなので、やむなくjpgに差し替えました)

全身で「やだやだ!」を表現する、かわいすぎる川島

 いいなー、これ(笑)。何度見てもいい。GKはやっぱりこれぐらい気性激しくないと。もちろんクールな本田もゲイには人気のようですが。

全身で表す歓喜の表情もまたいい。
デンマーク戦でゴールをもらって大喜びの岡崎と本田の熱いハグ。

 ちなみに子供のころ、私はサッカー選手は全員ホモだと信じてました。だって、何かにつけて男同士でベタベタ抱き合って、イチャイチャしてばっかりいるから(笑)。モンティ・パイソンにもその手のコントがあったので、これはイギリス人の目から見てもそうらしい。
 それで日本人も見よう見まねで同じことしていたけど、昔は今ひとつサマにならなかったのに、今年の人たちの似合うことと言ったら(笑)。
 これは腐女子(ホモが好きな女性。私は違う)にも別の意味でたまらんだろうな。まるで夫婦のように気の合う様子の中澤=闘莉王のカップルとか、お稚児さんの内田とかもいるし。

 もっとも内田の出てくるSONYのCMは見るたび萎えますけどね。確かにこういうのはずっと前に撮ってるのはわかるし、まさか一度も出番がないとは誰も予想しなかっただろうし、作っちゃったもの使わないわけにもいかないのはわかるが、これって出られない本人がいちばん傷つくんじゃ‥‥たぶん、これ見た一般人はどこかの男性アイドルだと思って、まさか現役のサッカー選手とは気づくまい。
 CMといえば、名実ともに今大会のエースの本田を起用するだけの先見の明があったのは、(と言っても、見るからにあわてて作ったぱっとしないCMだが)、コカコーラだけというのは情けない。とにかく見た目からしてスターの風格があるというのは外国メディアでもさんざん言われてることで、私は2年前からなんで本田を使わないんだろうと不思議に思ってた。広告代理店なんて目のあるやついないんだな。
 しかも、海外じゃ本田の名前が出ると必ず車の冗談を言う奴がいるように、Hondaといえば車なのに、ホンダは本田を使うつもりがないというのも愛想のない話だ。

ソニーのCMの内田

素顔は単に情けない顔つきのボーヤって感じで、それほどかわいいとも思えないんだけど、さすがプロが撮るときれいだね。というか、サッカー選手はやっぱりサッカーしている(ふりだけど)ところがいちばんかっこいいね。

 さらに話はどんどんそれるが、私も昔は日本人女性として人並みに(笑)、内田みたいに女の子みたいな美少年が好きだったのだが、最近ではすっかり食傷している。だって、若い奴らはまわり中そんなのばっかりなんだもん。
 それに内田はスポーツ選手なのでまだ体は合格点だが、本当に胸のあるなしを確認しないと男か女かわからない男の子が増えた。そういう子は体も女みたいに細いし、背も低くてナヨナヨしているので、後ろから見たら本当に男か女かわからないのよ。これって美少年って言わない。ただの出来損ないのオカマ。
 その反動か、最近は本田みたいなドヤ顔というのか、土方顔というのか、この手に惹かれるようになってしまった。だいたい、内田、長谷部、玉田、阿部以外の日本代表全員、首にタオル巻いて、うちの近所の工事現場で昼休みに車座になってうんこ座りしていてもぜんぜん違和感ないですな。ちなみに、何度も言うけど、この中でいちばんハンサムなのは阿部だと思いますよ。

 それに男はやっぱり顔より体だよなあ。なんて私が言い出すのも自分でも驚き。ほんとに昔は華奢で小さい男の子が好きだったので。でも最近はチビがいやで、最低183センチはほしい。本田はちょびっと足りないが許す。
 関係ないが、日本代表のスーツが好き。冬季五輪ではスーツを着るのがいやで問題起こした人がいたが、スポーツ選手が一番似合うのは試合用のユニフォームではない。スーツである。というのも、スーツというのは本来、こういう背が高くて手足が長く、肩幅が広く、胸板の厚い白人のために作られたものだからだ。ダンヒル(やっぱりスーツは英国よ!)が作ったこのスーツは本当にすてきで、特に本田は惚れ惚れするほど似合ってかっこよくて、写真がほしかったのだが見つからなかったのでこれで勘弁して下さい。

 なんか話がとんでもなくそれてしまったので、サッカーに話を戻す。

 負けてもすがすがしいというのが、サッカーの魅力。
 昔の日本人スポーツ選手の何が嫌いと言って、負けるとブスーとふて腐れて、インタビューにもそっぽ向いて答えないところ。(その意味で、岡田はまさに「昔の日本人スポーツ選手」である) 特に柔道みたいな「国技」でそれが顕著で、外国ではすごく評判悪かった。たぶん、国へ帰ったらドヤされるんで、それで頭がいっぱいで余裕がなかったんだと思うが。
 その点、サッカーは昔から、自由でハイカラな雰囲気がステキだなと思っていた。
 この人たちも全敗覚悟、袋叩き覚悟でW杯に臨んだはずだけど、(監督を除くと)変な暗さや悲愴感がなくて、楽しみに来ているという感じが良かった。これも本田効果か。中村俊輔が中心だったらこうはいかなかったかも。

 というわけで、選手たちはそれぞれにがんばったし素晴らしかった。だが監督はアレだ。この人の采配については疑問符だらけで、今日もそれは随所にあったが、もうこの際だからいちいち指摘するのはやめておこう。
 ところで、日本がここまで来られた勝因はブブゼラ(南アフリカ名物の、やかましいラッパ)【注】だという話がある。あの音がうるさすぎてベンチの指示が聞こえなかったのが良かったというの(笑)。それも一理あるっていうか、本田なんかオリンピックでも監督に造反したそうだから、岡田の言うことなんかバカバカしくて聞いてられなかっただろうな。でもプロだし仕事だから、ワントップやれと言われればやる。ただし、細かいことは口出すなって雰囲気。

【注】 なんでこんなわかりきった言葉に注を付けるかというと、私の日記は20年、30年後に読むことを前提に書いているからである。こういう時事用語は2〜3年もたつと誰も知らないというのが普通だし、私自身も忘れちゃってることが多い。それが20年後になるか100年後になるかはわからないが、日本がワールドカップで決勝に臨むとき、「昔はこうだったんだよなー」と思いながら読めるといいね。私は間違いなく死んでるけど(笑)。

 私の考えでは、直前の4連敗で、選手にもこれじゃいけないというあせりがあったはず。結局、ベンチがあまりにもアホなので、選手が自分で考えなきゃならなくなったのが良かったのでは? 奇しくもジーコが選手に望んだことが、ここへ来てできるようになったというか。今どきの若いモンは、自分の頭で考えろと言われても、おいそれとはできないんだということは前にも書いた。
 でも崖っぷちに追い詰められ、まわり中から猛獣が迫ってくるこの状況まで来て、覚醒したのかも。つまり岡田の功績はゼロっていうかマイナス! マイナス転じてプラスになっただけ。
 もしかして、人間的には悪い人じゃないのかもしれない。もしかしたら人間としては好かれてるのかもしれないが、岡田の「コンセプト」だの「戦術」なんて、ここまできたらまともに取り合う気のあるやついないだろ。まあ、これで終わりだからいいけどさ。

 しかし今朝の新聞に馳星周が書いてるのを見て、「そういえば‥‥」と思い出したが、ゴールを決めたり勝ったとき、選手が監督に走り寄ったりする場面って一度もなかったよね。歓喜の輪の中にも岡田の姿はなかった。やっぱり無視。すごいなあ。監督不在、FW不在のチームがここまできたんだから。

 突然やってきたよそ者のコーチが、どん底状態まで落ちたチームを叱咤激励し、自信を取り戻させて、最後は栄光に導くというのは、陳腐なスポーツものの定番である。
 しかし、せっかくまとまって上を向きかけていたチームを、突然やってきたよそ者のコーチがめちゃくちゃに引っかき回し、どん底まで突き落としたのを、選手が一丸となって、コーチを無視して、自らの力で栄光をつかむというほうが、よっぽど感動的だよね。これ、ハリウッドで映画化してくれないかしら?(笑)

かっこいい本田さん

 それにつけても本田のすごさよ。上の例で言うと、選手たちの中心として、みんなを引っ張っていく主役はやっぱり本田圭佑。彼がレギュラーを任されたのは、まさにチーム状態が最悪のときで、しかも自分でも無理と言っていたが、たったひとりでチームを引き上げることを期待され、日本の救世主とまで言われた弱冠24才の若者が、本番で本当にそれをやってのけたとは。
 だって、このチームがW杯前と後で何が変わったかと言って、守備固め成功とか、アンカーとしての阿部の存在とかもあるけど、決定的なのは本田がいるかいないかということだけ。実際、この23人マイナス本田だったら、1点も取れずにグループリーグ敗退している。「サッカーはチームプレイ」とか、「一人の個の力では何もできない」とかいうお題目が虚しく聞こえるぐらい。
 しかも戦前は走らないだの守らないだのと言われていた選手が(オランダ時代のビデオを見れば、そんなのは嘘だというのはすぐわかるが)、誰よりも走り、誰よりも献身的に守って、ゲームを作り、チームを支えた。文字通り獅子奮迅の活躍。中田もドイツでは孤軍奮闘、獅子奮迅し、それがまったく実らなくて悔し涙にくれたが、本田はやってくれた。
 すごすぎる!と思ったが、考えてみれば本田はVVVでも、二部に落ちたチームをほとんど独力で引き上げたんだよな。もしかしてこういうのが得意なのかも。VVVは本田のために何かメモリアル建てるって話をどこかで聞いたけど、JFAは本田の銅像建てていいよ。

 そろそろ締めなくては。えーと、このワールドカップの4戦を通じて、日本代表は魅せてくれた。それは海外の目にも明らかで、どこを見ても、日本に対する賞賛で埋まっている。やっぱり小さくて下手くそな奴らが、必死でがんばってる姿は誰の目にも好感を誘うからね。ただやっぱり下手くそではグループリーグ突破が限度だったというのが残酷だけど現実。
 本田や長友や、なぜか一度も使ってもらえなかった森本のような若い選手は次はもっと上を目指してもらいたいし、ベテランもお疲れ様。
 しかし、さんざん文句言ったけど、中澤=闘莉王コンビがW杯で見られるのはこれが最後と思うと寂しい気もするな。この2人の(老骨に鞭打って)体を張っての健闘にはじーんとさせられた。守備的な試合はつまらないなんてことは絶対にないよ。ザル守備で雑なシュートポンポン打つ試合よりはずっとおもしろい。好きだった阿部が何気に守備の要として活躍したのにも感動したし。中村憲剛もこれが最後だと思うともっと見たかったよ。

 でもほんと、人間なんて1年どころか1週間先のことも見えないもんだねえ。開幕まで、オフィシャル写真集を今年は買うかどうかで悩んでたんだから。もちろん買うよ! あの高いJFAのオフィシャル写真集! もちろん勝った翌日のスポーツ紙は孫子の代の記念に(いないけど)全部買い集めてるし。
 私は2ちゃんねるのサッカースレは、ネタスレだけ読んでいる。これは前回の「勝ち組」スレみたいに、本当に傑作があるので。今回いちばん傑作だと思ったのは、「ここだけ1ヶ月前のスレ」というやつ。これが今読むと爆笑ものなのだが、1か月前は本気でみんなそう思ってたようなことばかり。たまに「1か月後の未来から来ました」と言う奴が、現実の試合結果を貼るのだが、みんなに一笑に付されてバカにされるだけ。確かに1か月前なら私でもそうしたはず。
 一歩先のことは誰にもわからない。それと希望を捨ててはいけないというご教訓。

 というわけで、いろいろと感動させられ、考えさせられもしたワールドカップでした。え? まだ終わってない? そういえばそうか。

2010年6月29日 火曜日

 あーあ、私のW杯は終わっちゃったよ。初戦のグリーンのキャッチミスがなければ、あのランパードのゴールの誤審がなければ、うんぬんと、タラレバを言えばきりがないけど、今回のイングランドはあの出来ではGR突破だけでも奇蹟的なレベル。史上最強ってなんだったんだよ! 予選の好不調って、本番とはまるっきりなんの関係もないんだな。4年後に期待しよう。
 え? 日本? 強いんだってね。イングランドよりは確実に強そうだし、うまくすれば8強もあるんじゃない?
 しかし、本田にはプレミア行ってほしかったけど、あれ見てたらスペインかドイツ行った方がいいような気がしてきたな。でも今夜の試合でまた活躍しちゃったりすると、移籍金がまた跳ね上がって、取れるクラブって限られちゃいそう。そういう金満クラブってなんか嫌いだし、レギュラーになれないようなところ行ってほしくないし。
 と、すでにW杯後が気になる私であった。

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